<世界革新起業家、未来50年を語る>(2)京セラの稲盛名誉会長…韓国との縁
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.24 15:56
稲盛和夫会長は韓国と深い縁がある。稲盛氏は「種なしスイカ」を作った育種学者、禹長春(ウ・ジャンチュン)博士(1898-1959)の婿だ。日本で暮らしていた禹博士の四女・須永朝子氏が稲盛会長の夫人だ。京都セラミックを創業する直前の58年、最初の職場の松風工業で一緒に勤務していた。稲盛氏は記者に「(禹博士が帰国した後、研究室があった)京畿道水原の農業実験場を2回ほど訪問したことがある」とし「研究員と交流したりもした」と述べた。
稲盛会長は「最近年を取って思うことだが、妻の献身的な姿を見て改めて有り難みを感じる」と述べた。そして「妻なしには一日も生きられないほど助けてもらっている」とし「しかしこのような言葉は一度も伝えたことがない」と告白した。記者が「中央日報の記事を通じて伝えればよい」と話すと、破顔大笑した。