CSIS所長「北核妥結でも在韓米軍は残すべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.25 15:43
米戦略国際問題研究所(CSIS)のジョン・ハムレ所長が24日、「(トランプ米大統領が)北朝鮮との追加の首脳会談以降、在韓米軍を撤収させるのではないか心配だ」と述べた。この日「崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)学術院」で行った特別講演とその後の中央日報のインタビューでだ。ハムレ所長は超党派シンクタンクCSISの責任者で、米国政界・官界の外交安保関係者と接触がある。そのハムレ所長が在韓米軍撤収の可能性に言及しながら公開的に懸念を表した。
ボルトン前大統領補佐官が7月の訪韓で在韓米軍駐留費用の防衛費分担金引き上げを要求したことについて、ハムレ所長は「(在韓米軍)撤収作戦(campaign)の最初の段階」と分析した。当時ボルトン前補佐官は韓国政府に対して現在の5倍水準の50億ドルを提示した。ハムレ所長は「ボルトン前補佐官が50億ドルという計算書(invoice)を出した」とし「米国で在韓米軍撤収に同調する声が増えていて心配だ」と語った。