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【コラム】松の木も勉強しようとするかのように頭を下げる場所が韓国の書院」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.18 09:20
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--9年間の努力の結実だ。

「歴史学者として、書院が韓国を越えて人類の遺産として価値があるという確信はかなり長くあった。国家ブランド委員長になって伝統文化側から国の品格をブランド化できるようなものは何かを悩み、それを書院と寺院にした。専門家を集めて保存管理推進団を立ち上げた。昨年、仏教1000年の文化遺産である山寺が世界遺産に登録されたことに続き、今年儒教500年文化遺産書院が登録された。誇りを感じる」

 
--一度、苦杯を舐めた。

「審査に落ちたのではなく、イコモスの評価過程で補充が必要だという意見が出てきて自主的に撤回をした。その時の指摘事項3つを補完した。連続遺産である9カ所の書院の関連性論理の補完、書院周辺緩衝区域の拡大整理、中国との差別性だ。書院そのものは類型遺産だが、建築だけではなく、その中に無形遺産(祭享=国が行う祭祀)や記録遺産(書冊や木版本)が含まれるということも重要だ」

--中国の書院との差別性は何か。

「中国の書院は祭享機能が弱く、祭享の先祖が孔子しかない。反面、韓国は郷村知識人が自発的に建立し、祭享の主人公が安ヒャン(紹修書院)、退渓〔陶山(トサン)書院〕ら地域の先賢だ。中国の書院が科挙試験、立身出世のための道場なら、韓国の書院は地域の先賢の学問と精神を継承して正しい心性を磨く、人格修養が優先だ。また、韓国の書院は木造建物も秀麗なだけでなく、自然との調和が重要だ」

朝鮮末期、書院は党派争いの温床地となり、浮き沈みを経験することになった。大院君(テウォングン)の時、書院撤廃運動が起きて600カ所あった書院は47カ所だけが残った。李氏は「今も書院が600カ所あるが、そのように痛めつけて壊しても生き残るもの、それが伝統の力で書院の価値」と強調した。

--書院が現代社会で持つ意味は。

「性理学は『仁義礼智信』を基本に道徳的に正しく生きていこうという指針だ。そのようにまっすぐな心性が持てるように精神修養する場所が書院だ。紹修書院を見ると、師匠の執務室は一寸高くて、学生寮は屋根も一寸低く後ろに退いている。師匠を尊重する心が建築構造からにじみ出ている。さらに書院では松の木まで勉強しようとするかのように講学堂のほうに傾いている。木には耳や口がないと、人々がむやみに言えないようにしているようだ。そのような自然を見ながら不変の真理、精神性、魂を探すことができる場所が書院だ。利己的で世知辛い競争社会、デジタル文明時代において、むしろ価値があると考える」

--登録後の課題は。

「委員会の勧告通り、より体系的な統合保存管理案を用意しなければならない。登録された9カ所の書院の他に、有数の書院を連携させて活性化する方案も必要だ。政府の粘り強い支援、企業の関心が必要だ。今も書院ステイなど教育プログラムがあるものの、学生が体験学習にたくさん来てくれたらと思う。これを通じて過去の教育機関を未来の教育の産室として活かせたらと思っている」

ヤン・ソンヒ/論説委員


【コラム】松の木も勉強しようとするかのように頭を下げる場所が韓国の書院」(1)

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