韓経:ルノーサムスン社長「脱韓国ない…投資続ける」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.18 10:33
「脱韓国はない」。ルノーサムスン自動車のドミニク・シニョラ社長が16日、釜山市庁で呉巨敦(オ・ゴドン)釜山市長と面談し、韓国市場で生産と投資を続けると伝えながら述べた言葉だ。「ルノーサムスンが釜山を離れるという話が広まっている」と懸念する呉市長に対する返答だった。
ルノーサムスン労働組合は昨年10月から7カ月間、計60回(242時間)ストライキをしている。「このままでは釜山工場が閉鎖されるのでは」という不安感が強まり、組合員のおよそ半分がストライキを拒否するほどだ。17日昼組のスト参加率は47%にとどまった。
シニョラ社長は「ルノーサムスンは韓国市場を基盤に活動する企業で、今後も変わりなく韓国市場で投資を続ける」とし「ルノーグループレベルでも(釜山工場は)中型車の開発および販売で非常に重要な役割をしている」と強調した。シニョラ社長は来年上半期発売予定のSUV「XM3インスパイア」を例に挙げ、「この車は韓国の消費者を満足させるために(ルノーグループが)投資した代表的な事例」と説明した。