韓経:韓国外交・通商ラインがワシントン訪問も…「米国は仲裁しない雰囲気」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.12 10:59
韓国が日本の輸出規制の不当性を知らせるための「対米外交戦」に入った。青瓦台(チョンワデ、大統領府)は10日(現地時間)、金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長を米ワシントンに派遣し、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は10日夜に ポンペオ米国務長官と電話で韓日問題をめぐり意見を交わした。兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長も早ければ来週ワシントンを訪問する予定だ。
日本は米政府関係者を相手に日本側の立場を説明していると伝えられ、ワシントンで韓日外交戦が激しく進行中という見方が出ている。しかし日本は今回の輸出規制に踏み切る前にすでに米国に了解を求めたという声もある。
金鉉宗次長はこの日、ワシントン・ダレス国際空港で記者らに対し「韓米間で議論するイシューが多い」とし「ホワイトハウス、上下院の関係者と幅広く会って議論する」と述べた。「日本の輸出規制に関連して米国に仲裁を要請するという報道があったが」という質問には「当然そのイシューも話し合う」と答えた。金次長はワシントンでカウンターパートであるクーパーマン国家安全保障副補佐官をはじめ、米政府・議会関係者に会うという。