韓経:【社説】来るべき時が来ている、速いペースで=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.17 10:16
韓国企業の生産基地の海外移転が着実に増えている。逆に外国企業の国内投資は減少している。企画財政部が14日に発表した「1-3月期の海外直接投資動向」と韓国銀行(韓銀)が集計した「1-3月期の国内全体投資動向」は、これ以上は目をそらすことができない韓国の「投資環境成績表」をはっきりと示している。今年1-3月期の韓国企業の海外直接投資額は141億1000万ドルと、前年同期(97億4000万ドル)比44.9%増えた。四半期別の統計値を出し始めた1981年以降で最も多い。一方、外国人の対韓直接投資(申告金額基準)は1-3月期31億7000万ドルと、前年同期比35.7%減少した。
こうした統計は韓国が国内外企業の投資対象国として適切でない存在になりつつあることを表している。注目されるのは韓国企業が外国に大規模な投資する事例が増えている点だ。起亜自動車は1兆2000億ウォン(約1100億円)を投資してインドに工場を建設し、下半期から稼働する。SKイノベーションは1兆1396億ウォンを投資して米国にバッテリー工場を建設中だ。CJ第一製糖は米国2位の冷凍食品企業を約2兆ウォンで買収した。