中国の自動運転車技術、韓国と0.9年差…産業競争力はすでに逆転
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.22 10:44
昨年10-12月期のサムスン電子スマートフォン部門(IM)の「アーニングショック」は4年前にすでに予想されていた。2015年9月、世界3大格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は国際金融センター主管のセミナーで「韓国企業は四面楚歌」と診断した。S&Pはサムスン電子のスマートフォンは高級仕様製品ではアップルに、普及型では中国産に劣勢であり、競争優位を喪失する可能性もあると分析した。株式市場はサムスン電子スマートフォン部門の昨年10-12月期の営業利益を1兆7000億-1兆9000億ウォンと予想した。サムスンスマートフォン部門の四半期別営業利益が2兆ウォン(約2000億円)に達しないのは2015年以降、ギャラクシーノート7発火事故があった時期を除いて初めて。未来アセット大宇証券のパク・ウォンジェ研究員は「昨年10-12月期のサムスン電子スマートフォンはギャラクシーS9、ギャラクシーノート9だけでなく中低価格製品も期待ほど売れなかった」と分析した。
韓国主力産業全般に危機感が広がっている。「高付加価値製品は先進国に、低付加価値製品は中国に劣勢」という評価も過去の話になった。今では高付加価値製品までも中国と差がない状況を迎えているからだ。