【時論】韓国から自動運転車を追い出した規制環境(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.14 15:37
短期的には「先に許容、後に規制」の原則に基づき「規制サンドボックス」制度を導入し、企業が新しい技術を基盤とする製品とサービスを市場で速やかにテストできる条件を提供する必要がある。幸い、規制サンドボックス導入に向けた政府の「規制革新5法」(情報通信融合法、産業融合促進法、金融革新支援法、地域特区法、行政規制基本法)が国会で処理され、来年から順次施行を控えている。
企業は一定期間(2+2年)、従来の規制の適用が免除され、制限された区域・時間・規模の範囲で新規事業を始めることができ、政府は実証テストの結果を分析し、適切な法制度の改善と補完のための時間を確保できることになった。今後、モデル事業の審議と管理を徹底的に規制サンドボックス制度導入の趣旨に合うようにすることがカギとなる。この際、従来の規制の存続の必要性によってサンセット規定の適用を検討する機会として積極的に活用する必要もある。