【時視各角】GMは憎いが…=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.26 13:54
「答えがない」。研究開発法人の分割でまた騒がしくなった韓国GM問題に対する専門家らの反応は同じだった。年初の韓国GM資金支援交渉に直接的または間接的に関与したある国策研究所の研究員の声には力がなかった。
「GMは結局、離れていくだろう。法人分割はそのための『減量』であることを否定できない。GMは離れるまで構造調整という名目で人員を減らし、政府には支援を要求する可能性が高い。雇用を担保にした駆け引きは選挙のたびに浮上するだろう」。
行き過ぎた不信感と見ることはできない。10年前の金融危機で死んで復活したGMの第1目標は過去のような規模ではなく生存と収益だ。投資会議でメアリー・バーラGM最高経営責任者(CEO)の質問はいつも同じだ。「私たちが収益を出せるか。ここがこの資本を投資する最高の場所か」。GMが株主の76%を占めるウォール街機関投資家の収益追求圧力に耐える手段はない。