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在日同胞2世…ヤン・バンオンが作った2作目のアリラン

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.24 15:57
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江原道旌善(カンウォンド・チョンソン)のアウラジ船着場。ここに切ない愛の物語が伝わる。

アウラジ船着場をはさんで向かい合う2つの村、ユチョン里とヨラン里の男女の話だ。恋に落ちた2人は船着場を渡って毎日会っていた。親には「椿をとりに行く」という理由を挙げた。結婚の約束をしたある夏、大雨が降った。水が増えて、これ以上川を渡れなかった。その間にヨランリの娘は、親が決めた人と結婚することになった。娘はこのように歌う。「アウラジの船頭さん、船を渡しておくれ/サリゴル谷の椿がみな散ってしまう」。『旌善アリラン』だ。

 
作曲家・演奏者のヤン・バンオン(日本名:梁邦彦)は今年9月にアウラジの船着場を訪れた。昔の愛の物語を直接感じるためだ。彼は東江(トンガン)全体を見回して、旌善アリランを心に刻んだ。

こうして作曲されたヤン・バンオンの『旌善アリラン』が今月28日、初演される。

ソウル獎忠洞(チャンチュンドン)国立劇場で開かれるヤン・バンオン単独コンサートの舞台からだ。在日同胞2世であるヤン・バンオンは「日本で生まれて育ったが『アリラン』を聴くたびに私の中で韓国情緒が強く動いた」と話した。民族の歌だが、個人の愛と痛みが込められているという点で、旌善アリランは特に作曲家の心を動かした。

ヤン・バンオンは昨年2月、朴槿恵(パク・クネ)大統領の就任式でもアリランで作品を出した。「アリランファンタジー」はイン・スンイ、アン・スクソン、チェ・ジョンウォン、ナ・ユンソンの4人のディーバとオーケストラ、合唱団が共にした。アップテンポの壮大な音楽、女性の切ない声、すべての楽器と声が共に織りなすフィナーレが圧巻の曲だった。

旌善アリランは、ヤン・バンオンにとって2作目のアリランだ。弦楽器中心のオーケストラ曲だ。だがポップ音楽に使われるドラム・ベース・ギターが結集して独特のサウンドを作る。現代的なスピード感となめらかな強弱の調節はヤン・バンオン特有のスタイルそのままだ。ヤン・バンオンは今後もアリランで音楽を作る考えだ。ユネスコ韓国委員会の平和芸術広報大使に委嘱され、ユネスコの無形文化遺産に指定されたアリランに多角的に光を当てるという考えだ。

KT&Gと共にする今回の公演で、もう一つのキーワードは「済州(チェジュ)」だ。父親の故郷・済州を思い出して作曲した『プリンス・オブ・済州(Prince of Jeju)』を聴くことができる。若きパンソリ家クォン・ソンヒが歌う。

また29・30日の舞台には海女が舞台に上がる。ヤン・バンオンは済州海女が歌う歌が、日本の『東京行進曲』のメロディを使ったことを知り、新たな歌を作って献呈した。昨年完成された『海女の歌』は、済州下道里(ハドリ)の海女25人の合唱として初演された。今回の舞台には海女6人が国立劇場の舞台に上がる。普段に着る海女服の姿で歌う計画だ。海女たちは日程上、28日の公演には参加できない。

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    在日同胞2世…ヤン・バンオンが作った2作目のアリラン

    2014.11.24 15:57
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    28~30日、ソウル獎忠洞(チャンチュンドン)国立劇場でコンサートを開くヤン・バンオン(日本名:梁邦彦)。直接演奏するピアノ・アコーディオンのほかに打楽器・ギター・ベース・太平簫など多様な楽器が参加する舞台を用意した。(写真=エンドルフミュージック)
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