在日同胞2世…ヤン・バンオンが作った2作目のアリラン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.24 15:57
江原道旌善(カンウォンド・チョンソン)のアウラジ船着場。ここに切ない愛の物語が伝わる。
アウラジ船着場をはさんで向かい合う2つの村、ユチョン里とヨラン里の男女の話だ。恋に落ちた2人は船着場を渡って毎日会っていた。親には「椿をとりに行く」という理由を挙げた。結婚の約束をしたある夏、大雨が降った。水が増えて、これ以上川を渡れなかった。その間にヨランリの娘は、親が決めた人と結婚することになった。娘はこのように歌う。「アウラジの船頭さん、船を渡しておくれ/サリゴル谷の椿がみな散ってしまう」。『旌善アリラン』だ。