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韓経:【コラム】21世紀の日英同盟

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.14 10:32
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「歴史は同じようには繰り返さないが、その流れは繰り返される」(マーク・トウェイン)という言葉を実感させる場面が10日に英国・ロンドンで演出された。英国のテリーザ・メイ首相と日本の安倍首相は笑顔で手を取り合った。1万キロメートル離れた2つの島国が経済だけでなく安保分野まで緊密な協力を約束したことはただならない。

自ずと117年前の日英同盟が思い出される。両国は共通の敵であるロシアを阻止するのに意気投合し、1902年に同盟を結んだ。当時の覇権国である英国が近代化したばかりの新興国を最初のパートナーにしたことは異例的だった。その後の歴史を見れば日本の外交的勝利と評価するほかない。

 
当時はロシアが南下して不凍港の確保に総力戦を繰り広げていた時だった。英国は19世紀後半にクリミア半島、アフガニスタンなどの地で「グレート・ゲーム」を行ったロシアを防ぐのに友軍が必要だった。日本も三国干渉(遼東半島返還の圧力)、東清鉄道(ハルビン鉄道)付設など露骨な野心を表わしたロシアを制圧するのに英国の助けが切実だった。

予想に反して日本が日露戦争(1904~1905)に勝利したことは日英同盟が決定的だった。ロシアが最強バルチック艦隊を派遣すると、スエズ運河通過を阻止したのが英国だ。日本海軍の主力艦もすべて英国で建造されたものだった。バルチック艦隊は喜望峰を回って7カ月航海し、疲労困憊の状態で日本の奇襲を受け、力も発揮できずに壊滅した。

日露戦争後、英国はロシアという心配の種を取り除き、日本は朝鮮支配を保証された。国外の事情に疎かった朝鮮は日清戦争(1895)以降ロシアに頼って亡国となった。日英同盟が想起させる苦い歴史だ。

21世紀に経済規模世界3位(日本)と5位(英国)の「新日英同盟」の動きが注目される。スエズ運河返還(1967)以降アジアに関心を持たなかった英国は欧州連合(EU)離脱後に「グローバル・パワー」で生まれ変わる戦略だ。日本は米国の影響力の弱化と自国優先主義に備えて英国を経済・安保・外交のテコにしようとする意図を持つ。

より広く見れば中国、ロシアなど大陸勢力の膨張に対する海洋勢力の応戦とみることができる。米国も日本、オーストラリア、インド、英国をつなぐ海洋勢力大連合を構想中だ。100年余り前のように国際勢力の均衡に途方もない変化が起きているわけだ。

問題は今も昔も韓国は国際情勢が何も分かっていないという点だ。文在寅(ムン・ジェイン)政府の外交的視野は韓半島(朝鮮半島)に捕われている。同盟国の日本とは不倶戴天の敵になるところだ。どのように対処すべきだろうか。民主主義と市場経済という価値を共有する国々と絆を強化することが最善だ。国際情勢に疎くて亡国となった1世紀前の愚かさを繰り返すことはできない。

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