韓国検察、法務部長官候補の弟・義弟を出国禁止に…財団・ファンドを集中捜査
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.29 08:57
チョ・グク法務部長官候補(54)の周辺に対して全方向的な家宅捜索を実施した検察が、私募ファンドや熊東(ウンドン)学院関連の疑惑糾明に集中している。検察は私募ファンドの投資に関与したチョ候補の妻の弟チョン氏(56)と熊東学院の不正に関わった疑惑がもたれている弟(52)らの出国禁止と口座追跡に入った。ただし、出国禁止対象からチョ候補の母親や妻、娘など直系家族は除外された。
28日、検察などによると、ソウル中央地検特捜2部(部長コ・ヒョンゴン)はチョ候補の妻チョン氏(57)と2人の子女がともに10億5000万ウォン(約9174万円)を出資した私募ファンド運用会社「コリンク・プライベート・エクイティ(Co-link Private Equity、PE)」を前日午前0時ごろまで家宅捜索に入った。全国30カ所余りに達する対象の中で、最も遅くまで家宅捜索が行われたことから、捜査の核心ターゲットという分析だ。