トランプ大統領、弾劾の窮地に立てば「北朝鮮非核化」急ぐ可能性も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.28 13:42
米大統領選挙を約1年後に控えて浮上した「ウクライナ・スキャンダル」で、再選を狙うトランプ大統領が危機を迎えた。野党の民主党が掌握した下院では24日(現地時間)、トランプ大統領弾劾のための調査に入った。
ナンシー・ペロシ下院議長は「トランプ大統領が7月、ウクライナのゼレンスキー大統領との電話で就任宣誓と憲法遵守義務を違反した」と指摘した。26日には今回のスキャンダルを引き起こした内部告発者の告発状が公開された。ここには「米大統領が来年の大統領選挙への外国の介入を要請するのに大統領の権限を使ったという情報を複数の当局者から確保した」と書かれている。ニューヨークタイムズは「告発者は中央情報局(CIA)要員」と伝えた。これに対し共和党側はトランプ大統領がウクライナ大統領との電話で不適切な発言をしたが、弾劾するほどではないと反論している。