4日、伝えられたところによると、警察は「韓国戦争(1950~53年)は北朝鮮が試みた統一戦争」という主張などで、市民団体によって告発された東国(トングク)大教授・姜禎求(カン・ジョング、59、社会学)容疑者に、国家保安法(国保法)違反の疑いを適用し、処罰する方針を固めたもようだ。
ソウル警察庁・保安2課はこの日、3回目に姜容疑者を召喚し、相次いだ発言の経緯などについて集中的に取り調べた。警察は、姜容疑者が先月30日、ソウル大で開かれた討論会で「韓米同盟は本質的な属性から、反民族・反統一・隷属的なもの。1946年当時、朝鮮の人々(韓国人)は共産主義を資本主義よりはるかに好んでいた」と話した背景についても追及した。