【韓半島平和ウォッチ】韓国現政権の平和共存政策、北朝鮮の「敵対的な二つの国家論」対策を講じるべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.02.10 15:33
最近、韓国統一部が『李在明(イ・ジェミョン)政府の韓半島平和共存政策』というパンフレットを発行した。南北平和共存の制度化と共同成長基盤の構築、戦争と核のない韓半島(朝鮮半島)実現のために交流・関係正常化・非核化を包括的に推進するというのが骨子だ。これは歴代の進歩政権が推進した対北朝鮮政策の内容と軌を一にする。平和共存政策は北朝鮮の「敵対的な二つの国家」政策に対応する李在明政権の「統一志向の平和的な二つの国家」政策ということができる。
韓国政府の「二つの国家」解決策は、韓半島に存在する二つの政治実体が平和に共存し、南北連合段階を経て政治統合と民族統一を実現する統一戦略といえる。「平和共存論」は、体制が異なる国の間で武力に訴えず平和的な関係が維持されることが可能という主張だ。旧ソ連のフルシチョフ共産党書記長が主張した理論だが、米国がソ連・中国と関係を正常化する過程で平和共存論(デタント)を活用した。米ソ、米中が敵対関係を解消して平和共存に合意し、二つの社会主義国家は思想と理論調整(新思考・思想解放)をして改革・開放に進むことにした。南北の葛藤と朝米の敵対関係を解消して韓半島で平和共存プロセスが作動すれば、北朝鮮も思想・理論的調整を通じて政策転換を推進できるはずだ。