【韓半島平和ウォッチ】米国のイラン解決法、北朝鮮非核化への適用は防ぐべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.27 16:01
トランプ米大統領が23日、イラン国内の核心核施設を精密攻撃した。米国本土から最先端バンカーバスターGBU-57を搭載したB-2爆撃機を動員し、トランプ大統領はイランのウラン濃縮施設を完全に除去したと主張した。過去に米国があいまいな態度を見せて北朝鮮非核化に事実上失敗した経験が、空襲を急いだ背景の一つかもしれない。
米国がイランの核施設を攻撃する場面を見た北朝鮮は緊張しているはずだ。北朝鮮外務省の報道官が「主権侵害と国際法違反」と非難したのはこれを傍証する。米国の軍事的オプションが北朝鮮の核問題を解決する最後の手段としてまた検討されるかもしれないという懸念が国内外の専門家の間で生じているのも事実だ。