【コラム】 地に落ちた韓国の国格を立て直そう
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.08.20 16:20
8月1日、実にあきれた出来事が起きた。金建希(キム・ゴンヒ)特検チームは収監中の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が調査に協力しないとして逮捕令状の発付を受けて執行を試みた。これに対して尹氏は囚人服を脱ぎ、下着姿で抵抗したという。特検チームはその数日後も、刑務官10余名を動員して強制拘留を試みたがうまくいかず、尹氏が座り込んでいた椅子ごと持ち上げようとした。その過程で尹氏が床に倒れて負傷し、その後になってようやく特検側が引き下がったと伝えられている。
到底納得できない。尹氏は元検察総長として、また前大統領として、そして一国の市民として、謙虚に誠実に調査を受けるべきではなかったか。特検チームの態度も見苦しかった。国家の首長として致命的な過ちを犯して収監されているとはいえ、わずか3年余り前に私たち自身の手で選んだ大統領だ。それをわざわざ見苦しい形で逮捕して調べる必要があったのかと問いたい。調査を受けるよう粘り強く説得しても応じなければ、直ちに起訴すれば済むことではないか。法理を離れて、その程度の配慮も、寛容もないのであれば、この社会はなんと乾いたものだろうか。