「それしか答はない」日本の事例見る韓国石油化学…崖っぷちの自助策
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.26 07:54
韓国の石油化学産業が中国発の供給過剰で業績不振が長期化し容易に突破口を見いだせずにいる。業界でも構造調整が避けられないという共感が拡散する中で韓国政府が来月初めに出す石油化学産業競争力強化案に関心が集まる。
業界によると、韓国の石油化学産業は主要輸出市場だった中国の変心で収益性悪化に苦しめられている。中国の景気低迷で需要が振るわないだけでなく中国国内の自給率が上がり今後景気が回復しても状況が変わる兆しは見られない。韓国大手4社のうちロッテケミカルは7-9月期の営業損失が4136億ウォン(約455億円)に達した。LG化学石油化学部門は382億ウォン、ハンファソリューションケミカル部門は310億ウォンの営業損失を記録した。錦湖(クムホ)石油化学だけ唯一651億ウォンの黒字を出したが、前年同期比22.7%減少した。