中東より中国が恨めしい…韓国石油化学業界の悩み
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.01 09:38
中国発の供給過剰の余波で韓国の石油化学業界が沈滞の泥沼から抜け出せずにいる。10年以上にわたり中国が関連設備を大幅に増設し値段が安い製品を出し続けている影響が大きい。
LG化学は30日、連結基準で1-3月期の売り上げが11兆6094億ウォン(約1兆3209億円)、営業利益が2646億ウォンを記録したと公示した。前年同期比で売り上げは18.7%、営業利益は67.1%減少した。石油化学部門だけで312億ウォンの営業損失が発生した。LG化学は「地政学的リスクにともなう原料価格上昇圧力が大きかったが、ナフサの原材料投入時差効果とコスト削減を持続し前四半期より赤字幅が減った」と明らかにした。