買い物に歩いて往復8時間…韓国の田舎の集落、74%が「食の砂漠」(1)
江原道春川市北山面照橋里(カンウォンド・チュンチョンシ・プクサンミョン・チョギョリ)の集落に住む20世帯ほどの住民らは食べ物を買いに行くのも難しい。最も近いコンビニや農産物専門店に行には行政区画の境を越えて洪川郡(ホンチョングン)に行かなければならない。約14キロメートルの道路を歩くと往復8時間ほどがかかる。自動車に乗れば1時間ほどに減らすことができる。他の生活必需品も一緒に購入するため春川市内の大型マートに行くにはもっと大きな決心をしなければならない。自動車で約60キロメートルを往復すれば2時間ほどかかる。この集落を管轄する行政福祉センターの関係者は「住民の中には市内に速く行くため昭陽湖(ソヤンホ)にモーターボートを浮かせることもある」と話す。
韓国に砂漠はないが、照橋里のように家の近所で食べ物を買うのが困難な「食の砂漠」はある。最近首都圏への人口集中などの余波により地方を中心に広がっている。食の砂漠とは食材など食料品を購入するのが難しい地域または社会問題を指す言葉で、1990年代に英国で初めて使われた学界用語だ。