地方の在来市場のアルバイトの大半が留学生…卒業後の韓国就職はわずか13%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.01 10:05
◆アルバイト市場に集まる留学生たち
先月22日、韓国の江原道束草(カンウォンド・ソクチョ)観光水産市場「ティギム(天ぷら)横丁」。くせ毛で肌色が濃い外国人青年らがティギムやタッカンジョン(鶏の甘辛唐揚げ)・サムギョプマリ(肉巻き)・ベニズワイガニラーメンなどを作って売っていた。この市場の20店舗あまりで働く外国人約80人は、大半が江原道高城(コソン)所在のK大学グローバルキャンパス所属の留学生だ。昨年8月、K大学国際学部を卒業したラジュさん(28)は、6カ月間の求職ビザのD-10を取って働いている。時給1万2000ウォン(約1350円)で、1カ月の給与は200万ウォンを超える。店の社長のウォンさん(31)は「韓国人はほとんどが宿泊施設でアルバイトをしていて、市場にはいくら求人広告を出しても来なかった」とし「うちの店では3年前からネパール・ベトナム・モンゴル出身の留学生たちが働いている」と話した。