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韓国石油化学業界、不況の突破口探す…LGは「フィルター」、ロッテは「先端素材」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.02 10:39
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中国発の供給過剰と世界的な需要低迷の影響で業績不振に陥っている韓国の石油化学業界がポートフォリオを多様化して突破口を用意している。業況が悪い既存の石油化学事業の代わりに先端素材など新成長動力事業にさらに集中し業績改善を狙っている。

LG化学は1日、サウジアラビアのアルホレイフグループと水処理フィルターであるROメンブレン(逆浸透圧)製造施設の現地化に向けた契約を締結したと明らかにした。ROメンブレンは海水を淡水化したり工業用水の浄化などに使われるフィルターで、LG化学の先端素材事業のひとつだ。LG化学は昨年清州工場に1250億ウォンを投資してROメンブレン生産設備の増設を決めるなどこの分野を新成長動力とみて投資を増やしている。年間売り上げ2000億ウォン水準であるROメンブレン事業を5年以内に2倍に育てるのが目標だ。

 
アルホレイフグループとの契約は、世界のROメンブレン最大市場であるサウジ市場でシェアを高める機会を確保したという意味がある。サウジは世界のROメンブレン市場の21%を占める。自国の水供給の70%以上を海水淡水化に依存しているためだ。ネオムシティ建設などサウジの国家発展プロジェクトである「ビジョン2030」に向け海水淡水化需要はさらに増える見通しだ。

LG化学の今回の契約はサウジが自国内で生産されたROメンブレンを優遇する政策に従ったものだ。LG化学関係者は「現地に製造施設を作れば今後サウジ政府が発注する海水淡水化プロジェクト受注に有利だ」と話した。アルホレイフグループの子会社アルホレイフウォーターはサウジ最大の水処理企業だ。LG化学は今後最大3億2000万リヤル(約133億円)をサウジに投資する計画だ。

業績不振に陥っているロッテケミカルも先端素材投資を増やしている。ロッテケミカルは機能性先端素材を生産する子会社サムバクLFTが先月30日に全羅南道(チョンラナムド)の栗村(ユルチョン)産業団地内に新規コンパウンド工場着工式を開いたと明らかにした。完工すればロッテケミカルは高付加価値合成樹脂(ABS)、ポリカーボネート(PC)など約50万トン規模の韓国最大のコンパウンド素材生産施設を確保することになる。来年下半期の稼動が目標だ。

ロッテケミカルのイ・フンギ総括代表は「栗村工業団地に2026年まで3000億ウォン以上を投資する計画」と明らかにした。ロッテケミカルは工場稼動後に追加投資を通じて今後70万トンまで生産能力を拡大する計画だ。

石油化学企業は付加価値が高い先端素材市場で競争力を育ててこそ中国製低価格製品と差別化できるとみている。業界関係者は「汎用製品では中国との争いで勝つことはできないので技術でリードする高付加価値製品、先端素材にさらに注力するほかない」と話した。

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