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中国に対抗し「価値」高める…フィリピン大統領の変化した計算(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.28 12:35
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フィリピンは昨年から南シナ海に海外取材陣を招いている。中国海洋警察のフィリピン船舶威嚇行為を直接見せるという趣旨だ。フィリピン当局はスカボロー礁周辺で操業する漁師に燃料を供給する船に取材陣を同乗させる。

昨年12月、この船に乗ったニューヨーク・タイムズの記者は「中国海洋警察はわれわれの船が漁師に接近できないように囲んで水を噴射した。水流は海に地震が起きたかのように船を揺さぶった」と当時の状況を伝えた。

 
フィリピンと中国の領有権争いが激化する中で、フィリピン政府は最近になり中国に積極的に対抗している。中国は南シナ海にU字形の9本の線(九段線)を設定し、90%が自国領海だと主張する。周辺国であるベトナム、インドネシア、マレーシアなどと紛争を起こしているいるが、フィリピンだけが最も激しく対抗する様相だ。

◇価値高まったフィリピン

背景には中国に相対して戦わなければならないと主張するマルコス大統領がいる。フィリピンは地政学的に米国にとって中国牽制に必須の要衝地だ。太平洋と南シナ海の交差点にあり、距離上も台湾と中国の両岸に近い。ここにマルコス政権が中国に対抗しておりフィリピンの価値が一層高まっている。

米国とフィリピンは年次合同軍事演習「バリカタン」を1991年から始めた。22日からはフィリピン領海外側の南シナ海海上で中国の挑発に備えた訓練をしている。マルコス大統領は最近中国を狙った米国・日本との3カ国協議を通じ安保・経済支援を獲得した。

こうした歩みは前任のドゥテルテ大統領とは異なる状況だ。親中性向であるドゥテルテ前大統領は2022年6月まで在任した6年間、中国に低姿勢だった。ドゥテルテ氏とマルコス氏のそれぞれ異なる計算が正反対の外交戦略を生んだと分析される。

◇中国とフィリピン、南シナ海めぐる衝突の歴史

南シナ海は米中覇権争いの要衝地だ。世界の海上物流量の30%が通過するここは中国にはエネルギー、原材料、商品輸出入などの通路だ。米国には太平洋の支配権維持のために絶対必要なところだ。

南シナ海を自国の海にしようとする中国にフィリピンは邪魔だ。2016年に当時のフィリピンのアキノ政権は国際常設裁判所(PCA)に中国の領有権主張は違法だと提訴した。PCAは中国のこうした主張に国際法上の根拠はないと判決した。

中国とフィリピンは主に南シナ海、スプラトリー諸島周辺で衝突している。対立が表面化したのは1995年に中国がスプラトリー諸島のミスチーフ礁に軍事施設を作ってだ。

中国に対抗し「価値」高める…フィリピン大統領の変化した計算(2)

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