ドバイの歴代級豪雨は「クラウド・シーディング」のせい?…「直前にした作業はなかった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.18 14:55
砂漠気候のアラブ首長国連邦(UAE)ドバイに1年分の雨が12時間降り注ぎ、市内の至るところが水に浸る被害が発生した。異例の大雨を巡って一部では「クラウド・シーディング(雲の種まき)」のためではないかという推測が出てきたが、専門家は「その可能性は低い」という意見を出したと英国スカイニュース(Sky News)が17日(現地時間)、報じた。
普段降水量が少ないため水不足問題を抱えているUAEは徐々に枯渇に向かっている地下水をなんとか増やそうと空中に人工雨を降らせる物質をまくいわゆる「クラウド・シーディング作業」を行ってきた。このような推測が出てきたのも、最近UAE国立気象センターが先週末を含めて6~7回にわたってクラウド・シーディング飛行を実施したと伝えられたためだ。