サムスン電子に「半導体の春」 営業利益10倍に
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.04.06 11:28
サムスン電子の1-3月期の営業利益が前年同期比で10倍近く増えた。半導体部門が業績改善を牽引し、市場の予想値を20%ほど上回る「アーニングサプライズ」となった。半導体景気が回復し、経常収支は2月まで10カ月連続の黒字となった。ウォールストリートジャーナルは5日(現地時間)、サムスン電子が米テキサス州半導体工場に440億ドル(約6兆6700億円)を投資する計画だと報じた。当初伝えられていた規模の倍だ。
サムスン電子は1-3月期の暫定営業利益が前年同期比931.25%増の6兆6000億ウォン(約7400億円)と集計されたと5日、公示した。サムスン電子は昨年1年間の営業利益が6兆5700億ウォンだったが、四半期で前年度の利益全体を上回った。