原材料・原油価格下落…中国の不振が韓国の貿易収支に好材料となるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.12 12:01
中国のデフレの懸念が韓国の貿易収支には好材料になるだろうか。国際原油価格が1バレル=70ドル台に下落し原材料価格も安定傾向を見せ輸入減少が当分続くだろうという見通しが出ている。
10月まで90ドル台を大きく上回っていた国際原油価格は最近下落傾向が明確だ。先月30日から今月7日まで下がり続け80ドルも割った。ロンドンICE先物市場のブレント原油先物価格は8日に1バレル=75.84ドルを記録した。同日シンガポールで取引されたドバイ産原油の現物価格も76.07ドルとなった。主要産油国協議体であるOPECプラスの追加減産のような上昇要因にも中国の景気下降懸念、米国内の原油生産好調などが大きく作用した。