テスラ逆走ショック…4年ぶり販売台数減少に「電気自動車の王座陥落か」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.04 07:34
テスラが揺れている。低下する電気自動車人気に1-3月期の車両引き渡し台数が4年ぶりに減少した。低価格を前面に出した中国の電気自動車メーカーの躍進も鋭い。テスラが世界の電気自動車市場で積み上げてきた支配力を失いかねないとの見通しまで出ている。
テスラは2日、1-3月期に38万6810台を顧客に引き渡したと発表した。昨年1-3月期の42万2875台と比較して8.5%減少した。四半期基準で引き渡し台数が40万台を下回ったのは2022年7-9月期の34万3830台以来となる。ロイター通信は「(前四半期比で)車両引き渡し台数が減少したのはコロナ禍で工場運営に支障が生じた2020年4-6月期から4年ぶり」と報道した。テスラは四半期ごとに生産台数と引き渡し台数をそれぞれ公示しており、引き渡し台数を販売台数とみても構わない。テスラは「引き渡し台数の減少はモデル3のアップデートなどによりカリフォルニア工場の初期生産稼動が中断されたのが理由」と説明した。