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駐中国韓国大使「パワハラ・暴言」疑惑…韓国外交部「事実確認が優先」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.29 08:18
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鄭在浩(チョン・ジェホ)駐中国韓国大使に対するパワハラや暴言の通報が受け付けられ、外交部が公式調査に乗り出したことが28日、確認された。現政権に入って大使級がこのような疑惑で調査事実が明らかになったのは初めてだ。

今回の件は、駐中大使館に勤務する駐在官Aさんが鄭大使から暴言を聞いたとし、今月初めに外交部に通報したことから始まった。Aさんは「鄭大使が業務時間に事務空間に呼び侮辱的な言動をした」として鄭大使の暴言が含まれた録音ファイルを提出したことが分かった。鄭大使はこの日、立場文で「メディアの報道内容は一方の主張だけに基づいたもの」とし「事実関係の調査が行われる予定だというので、現段階で具体的なコメントを控えたい」と明らかにした。大使館内では「鄭大使のパワハラ行為が今回が初めてではない」という主張も出ている。匿名を求めた大使館関係者は「鄭大使執務室から大声が聞こえることが何度もあった」として「一部の職員は鄭大使への報告を控えて緊張したように大きく深呼吸することもあった」と話した。

 
イム・スソク外交部報道官はこの日の定例記者会見で「外交部は在外公館での不正などその他諸々のことに対して常に綿密に注視している」とし「まだ本格的な調査が着手されておらず、事実関係に関して確認することが優先」と明らかにした。外交部はパワハラを調べ、その結果を長官に報告する計画だ。外交長官は、パワハラが確認されれば、懲戒委員会を開いて加害者を懲戒し、また事案によって捜査を依頼する可能性もある。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領とソウル沖岩(チュンアム)高校の同期である鄭大使は、25年間ソウル大学政治外交学部教授として在職し、2022年8月に今回の政府の初の駐中国韓国大使に就任した。

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