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教師に「王のDNA持つ子」パワハラの教育部公務員が謝罪=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.14 09:29
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子どもの担任教師を児童虐待で通報し、「王のDNAを持つ子」と表現した手紙を送り、「パワハラ」疑惑が提起された教育部の公務員A氏が13日、謝罪文を出した。A氏は「20年間、教育部の公務員として勤め、先生方を尊敬しているが、『境界知能』を持った子どもに対するやるせなさのため賢く対処できなかった」と述べた。境界知能とは知的障害には該当しないが、平均知能に及ばず境界線(IQ70~85)にいる状態を指す。

物議をかもしたA氏は11日に職位解除され、教育部は監査を通じて懲戒処分するかどうか決める方針だ。教育部は、A氏が教育庁の担当奨学士などに担任教師の職位解除を要求したという疑惑なども調査する計画だ。

 
小学校教師労組は、A氏の通報により小学校2年生の担任教師が職位解除された事実を暴露し、後任の教師が受け取ったA氏の手紙を公開した。手紙には「王のDNAを持った子供だから、王子に話すように耳触りの良い言葉で話しても理解できる」などの内容が書かれていた。

A氏は謝罪文で「発達が遅く、学校に適応できない子どもが学校の教室に一人でいたという事実などを知った瞬間、親として放置することはできなかったため、学校側に異議を提起した」とし、「王のDNA」という表現については「治療機関の資料の一部」と主張した。

A氏は教育部の公務員としての職位を利用した脅迫はなかったと主張したが、労組側はA氏が公職者統合メールシステムを利用した点が圧力に該当するという立場だ。職位解除された担任教師は警察の嫌疑なしの決定により2月に復職しており、その後A氏は教権保護委員会に回付され、書面による謝罪と再発防止を勧告された。

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