現代・起亜、電気自動車17万台リコールへ…2021年に初めてEVを発売して以来最大規模=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.13 11:34
現代(ヒョンデ)自動車グループが大規模な電気自動車(EV)のリコールに乗り出す。2021年、電気自動車専用プラットフォーム(E-GMP)を前面に出して市場に進出した後、3年ぶりに最大規模の自発的リコールだ。現代自動車と起亜(キア)自動車は、今回のリコールでエラーが確認された電気自動車内の統合充電制御ユニット(ICCU)を交換する予定だ。韓国国内のリコール対象車は17万台に達するものとみられる。これと同時に、現代自動車グループは北米や欧州などの主要電気自動車市場でもリコールを推進する。国内外の市場を包括すると、リコール対象車は50万台に迫るものとみられる。
リコールが確定した車両は、現代自動車の「アイオニック5」と「ジェネシスGV60」など、ICCUを搭載した電気自動車だ。具体的なリコール対象車種と年式は今後確定する予定だ。現代自動車とは別に、起亜自動車も同一部品を使用した車両に対するリコールに乗り出す計画だ。起亜「EV6」などにもアイオニック5と同じメーカーのICCU部品が使われた。