米国史上最大6700万台リコール…GM・現代など12社のエアバッグに欠陥
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.15 09:50
米国自動車安全規制当局がエアバッグ・インフレーター(膨張装置)関連の欠陥で過去最大となる6700万台のリコールを要求したとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が13日(現地時間)、報じた。
米国家道路交通安全局(NHTSA)はこの日公開した書簡で、テネシー州に本社を置くARC Automotiveが製造したエアバッグ・インフレインターに安全関連の欠陥があってリコールの必要性があるという暫定結論を下したと明らかにした。
運転席および助手席のエアバッグに使用されているインフレーターが製造過程で溶接される方法に潜在的な問題があり、これによってインフレーター内部に非常に強い圧力がかかり破裂するおそれがあるとNHTSAは説明した。金属破片が爆発して車内で流入し、ドライバーや同乗者に深刻なケガを負わせる可能性があるということだ。