【社説】韓国、また史上最低の出生率…労働・教育・年金の3大改革を急がねば
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.29 13:09
再び最低記録を塗り替えた。昨年の合計特殊出生率が0.72人となった。前年より0.06人減った。昨年の出生児数も23万人で、1年間で1万9200人減少した。昨日統計庁が発表した「2023年出生・死亡統計」は国家消滅の危機感をそのまま示した。
韓国は圧倒的な世界1位の少子化国だ。経済協力開発機構(OECD)加盟国38カ国の平均出生率は1.58人(2021年基準)だ。韓国はその半分にも及ばない。2002年、初めて超少子化(合計特殊出生率1.3人未満)に入って以来、一度も1.3人を超えることができなかった。人口1000万人以上の国のうち、20年以上超少子化となった唯一の国だ。状況が好転する兆しや可能性もない。今年の合計特殊出生率は0.6人台に減る見通しだ。