日本の拉致被害者家族「一括帰国なら北朝鮮制裁解除に反対せず」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.27 07:50
日本の拉致被害者家族が親が生きている間に被害者の一括帰国が実現すれば北朝鮮に対する日本政府の独自制裁の解除に反対しないという立場を明らかにした。北朝鮮に対して強硬な態度を見せてきた被害者の家族が融和的な立場に旋回し、今後、日朝の接触に弾みがつくかが注目される。
26日の読売新聞などによると、拉致被害者の家族会と支援団体は前日、東京で合同会議を開き、今年の運動方針をこのように決めたと明らかにした。家族会側は昨年、拉致被害者が全員帰国すれば北朝鮮に対する人道的支援に反対しない方針を決めた。今年はさらに一歩進んで制裁の解除も受け入れるという立場だ。日本政府の北朝鮮に対する独自制裁には「万景峰号」をはじめとする北朝鮮国籍船舶の入港禁止、北朝鮮との輸出入禁止などがある。