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<サッカー>殴っていない? 謝罪文は消えた?…李康仁「ピンポンゲート」の疑問3つ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.16 10:35
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アジアサッカー連盟(AFC)アジアカップ準決勝を翌日に控えて発生した選手団の内紛が外部に知られ、韓国サッカーに大きな波が押し寄せている。大韓サッカー協会国家代表戦力強化委員会は15日、長時間の議論の末、ユルゲン・クリンスマン監督の交代を協会に要求することにした。韓国サッカーの葛藤が卓球場で爆発した、いわゆる「ピンポンゲート」を整理した。

#.24時間後に揮発した李康仁の謝罪文

 
14日、英大衆紙ザ・サンの報道を通じて、サッカー韓国代表チーム内で選手間の物理的衝突が発生した事実が伝えられた。

現在まで確認されている事項は李康仁(イ・ガンイン、パリ・サンジェルマン)、薛永佑(ソル・ヨンウ、蔚山)、鄭優営(チョン・ウヨン、シュツットガルト)らは夕食を早く済ませて騒がしく卓球をし、主将の孫興慜(ソン・フンミン、トッテナム)から注意を受けたということだ。この過程で孫興慜が李康仁の胸ぐらをつかみ、李康仁が拳を振るって対抗し、他の選手らが2人の選手を引き離す過程で孫興慜の指が脱臼した。事件の後、古参選手らがクリンスマン監督を訪ねてヨルダン戦から李康仁を外してほしいと要請したが、クリンスマン監督は李康仁を先発出場させた。

李康仁は14日、事件が伝えられた後、インスタグラムで「アジアカップ準決勝を控えて孫興慜先輩と口論になったという記事がありました。いつも代表チームを応援してくださるサッカーファンに大きな失望を与えることになり、本当に申し訳ございません」と謝罪した。そして「自分が先輩たちの言葉に従うべきでしたが、サッカーファンに良くない姿をお見せすることになり申し訳なく思います。失望させた多くの方々にお詫びします」と書いた。

しかし李康仁側は15日には「孫興慜が李康仁の胸ぐらをつかんだ時に李康仁が孫興慜の顔を殴ったという内容は事実でない」と主張した。また、李康仁が卓球をする時、ベテラン選手も一緒にし、卓球は以前からしていたと強調した。

李康仁側のキム弁護士は「李康仁は過ちを深く反省している。自身が内紛の中心にいたため具体的な経緯を伝えるよりも謝罪するのが正しいと考えた」としながらも、李康仁の悔しい思いを訴えた。しかしキム弁護士は、李康仁が孫興慜を殴っていないということか、もみ合う過程で手が触れたということかなど、当時の状況に関する詳しい説明はできなかった。

李康仁がインスタグラムに載せた謝罪の掲示物も消えた。最初から掲示物が24時間後に自動削除される形式で載せたからだ。このため一部の孫興慜のファンを中心に李康仁の謝罪は納得しがたいという指摘も出ている。

皇甫官(ファンボ・グァン)技術本部長は「争いがあったファクトだけを確認した状態であり、どのような内容かは具体的に追加で確認する部分がある」とし「事態がある程度把握されれば改めて話す機会があると思う」と言葉を控えた。

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