【時論】「敵対的両国家」と宣言した金正恩の狙い(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.11 10:20
では、今この時点に金正恩が南北関係を敵対的な両国家関係として対南路線の転換を主張した狙いは何か。何よりも同じ民族という枠を外して核攻撃の脅威を正当化するところにある。核・ミサイルの高度化を続けながら、党規約改定、核武力政策法令制定に続いて今回は対南路線変更で核開発を正当化している。付随的に北朝鮮内部の対南好奇心を払拭する効果も狙うだろう。
韓国社会に向けた意図は「戦争か平和か」というフレームをかけることだ。4月の総選挙を控えて対北朝鮮政策をめぐる韓国内の葛藤を誘導し、韓国政府の強硬な対北朝鮮政策を抑えようという計算だ。北朝鮮はこのフレームが効力を発揮するよう今年の春または夏ごろ高強度の複合挑発を敢行する可能性が高いと予想される。