韓東勲vs李在明…前倒しになった探索戦=韓国総選挙
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.12.30 10:30
4月10日の総選挙まで残り100日余り。自身の政治生命はもちろん政党の命運をかけて戦う2人が29日に会った。最大野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表と与党・国民の力の韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長だ。次の大統領選挙で見られそうな対決だが、3年ほど前倒しになった。2人の席だったが、2人だけの席ではなかった。2人の後ろには「金建希(キム・ゴンヒ)特検を大統領は受け入れるべき」というバックウォールがあった。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は不在だったが、存在感は強かった。
李在明vs韓東勲、表面上の構図だ。しかし李代表は絶えず尹大統領を戦場に引き出そうとするだろう。政権審判論のためだ。韓委員長は尹大統領の前に立ち、自身が示す未来を見てほしいと言うはずだ。世代(運動圏勢力)交代論だ。尹大統領は次期権力の空間をどこまで受け入れるか悩むはずだ。バックウォールが見せているように最初の試験台は「金建希特検法」になりそうだ。