【コラム】「李在明チョッキ」を脱いだ与党・国民の力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.28 16:13
韓国最大野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が地獄から蘇った。杖をついて裁判所に入る時は痛ましい最後の後ろ姿になると思われたが、そうではなかった。与党・国民の力の立場では当惑するしかない結果だ。拘束令状が棄却された直後に出した論評が「熱烈支持者に屈服した裁判所」とは。「一握りにすぎない熱烈支持者」と話していた気概はどこへ行ったのか。
実際、多くの国民の力議員は驚いたはずだ。韓東勲(ハン・ドンフン)法務部長官があまりにも堂々と国会本会議場で30分間ほど異例の「逮捕同意案説明」をした当時、「隠されたカードが何かあるのだろう」と考えたはずだ。さらに尹汝雋(ユン・ヨジュン)元環境部長官のような「策士」という方も「李代表が検察の取り調べを受けてから断食したのを見ると、検察が相当な証拠を提示したのではないだろうか」とし、「スモーキングガン」があるという期待感を高めた。