北朝鮮はすでに軍事合意破棄行為続ける…韓国軍「韓国も効力停止手続きは不必要」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.30 17:57
韓国国防部が今後閣議を経なくても9・19南北軍事合意を効力停止したものと見なして行動に出ることができると明らかにした。北朝鮮がすでに破棄を宣言した合意をめぐり韓国だけ手続きにしばられ軍事的な不利を受け入れる必要はないという意味だ。北朝鮮が非武装地帯(DMZ)内の監視哨所(GP)復元など合意破棄を履行する中で韓国軍もやはり速やかに相応措置に出るという意味ともみられる。
国防部のチョン・ハギュ報道官は30日の定例会見で「北朝鮮が破棄を公式宣言し、その履行措置を推進している状況を考慮すれば、9・19軍事合意の効力停止に向けた韓国政府の追加的な措置は必要ないと考える」と話した。今後北朝鮮が北西島嶼部で砲撃を敢行するなど9・19合意を破り挑発するならば韓国軍も効力停止手順を踏まずすぐ対応するという趣旨だ。