韓国野党代表の拘束令状棄却…裁判所「証拠隠滅断定できない」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.27 07:28
検察はひとまず拘束令状再請求はしない方針だ。検察関係者は「令状再請求をすれば国会逮捕同意案裁決をまた経なければならないなど1~2カ月程度さらに時間が必要になる。令状再請求せずに起訴する予定」と話した。李代表を起訴するならば秋夕(チュソク、中秋)連休後が有力だ。
検察は「裏付け捜査を通じ法と原則により揺らぐことなく真実を糾明していく」という意志を明らかにしたが、今後の捜査と裁判は難航が予想される。部長判事出身の弁護士は「柏峴洞開発特恵疑惑と北朝鮮への送金事件など主要容疑に対する立証水準を問題視したというのは今後の裁判でも負担になるだろう」と予想する。