『ONE PIECE』実写化を拒んでいた尾田氏…映画『少林サッカー』見て心が変わった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.31 14:08
26年間にわたり世界中で根強い人気を誇ってきた日本アニメ『ONE PIECE』。さてそのドラマ版は--。漫画家の尾田栄一郎氏(48)が29日(現地時間)、ニューヨーク・タイムズ(NYT)とのインタビューでこれについて語った。2017年に実写化の決定が公開された当時、実のところ心配も多かったという。漫画実写化で成功した事例があまりなく、撮影過程で原作が損なわれる場合が多かったためだ。だが、尾田氏はNYTに「『ONE PIECE』は例外になる」と断言した。またSNSでも「製作チームは実写のプロであり、はっきり言って、ONE PIECEオタクです」と自信をのぞかせている。
『ONE PIECE』は海賊王を夢見る主人公ルフィが仲間たちと一緒に宝探しのために冒険に出るというストーリーの漫画だ。1997年に漫画雑誌「週刊ジャンプ」で連載が始まってから、単行本の累積発行部数は5億1600万部、テレビアニメシリーズは1000話を記録した。2017年、尾田氏は「ONE PIECE 20周年記念行事」としてドラマ製作を公式化し、31日にNetflix(ネットフリックス)は全8話シリーズを公開する予定だ。
尾田氏は原作漫画のあらすじとキャラクターを最大限そのまま実現したと強調した。尾田氏は「登場人物のどこがファンから愛されているのか、キャラクター間の力関係はどうなっているのかを考慮した」とし「優れた実写作品は、ストーリーを大きく変える必要はない」と話した。尾田氏はこれに先立ち、SNSに「この作品に一切の妥協はありません!!」とし「撮影が終わってるのに、『ここ、面白くないから世に出せないです!』って事で、再撮影してくれたシーンもいくつもあります」と明らかにしていた。