韓国、5月出生児が初めて2万人割れに…死亡者は2万8958人で過去最大
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.27 07:08
5月の出生児数が1万8000人台まで減少した。5月基準で出生児数が2万人に及ばないのは今年が初めてだ。死亡者は1年前より増え、人口の自然減少傾向が続いた。少子化が続くや韓国政府は「原点から少子化政策を見直す」と明らかにした。
26日、統計庁の人口動向によると、5月の出生児数は1万8988人で、昨年同月(2万57人)より1069人(5.3%)減少した。春は出産と産後のケアに適した季節とされるが、4月(1万8484人)に続き、5月まで出生児数が2万人割れとなった。月の出生児数は2015年12月から90カ月連続で前年比減少傾向だ。5月の出生児数は2018年に初めて2万人台に下がって以来、5年ぶりに1万人台となった。人口1000人当たりの出生児数を意味する早出生率も4.4人で、5月基準で最も低かった。