【グローバルアイ】働く高齢者の国・日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.23 10:46
時々立ち寄る東京銀座のデザートカフェでは白髪の女性がサービスをしてくれる。白いブラウスに黒いベストを美しく着こなしたこの女性は今年70歳、10年前に銀行を退職した後、このカフェに就職したという。日本ではファーストフード店でも、コンビニでも年配のスタッフに会うのはそう難しくない。路上工事現場には歩行案内のためにポイントごとに案内員が配置されている。「2人でも十分な仕事を5人で?」と思ったが、大部分がアルバイトで雇われた高齢者だ。
総務省が19日、敬老の日を迎えて発表した統計を見ると理解ができる。日本で65~69歳人口の就職率は50.3%で10年連続の増加となった。65歳以上では4人に1人(25.1%)が、70歳以上も5人に1人(18.1%)ほどが依然と仕事をしている。日本の高齢化はさらに進み、65歳以上が全体人口で占める比率は29.1%まで上昇し、世界1位を守っている。国連統計によると、日本に次いでイタリア(24.1%)・フィンランド(23.3%)となっている。韓国は17.5%だ。