「津波級の水の流れ、脱出不可」…極限豪雨が増えた韓国「地下恐怖症」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.18 07:24
◇極限豪雨は激しくなり、地下開発は増えて
地下空間浸水は今後も発生する可能性が高い。まず局地的に豪雨が降り注ぐ「極限豪雨」現象がひどくなっている。韓国気象庁によると、ソウルを含む全国13カ所にある代表測定地点の50年間における1時間当たり50ミリ以上の降水日数は1973年から1982年までは年平均2.4日だったが、2012年から2021年までは6.0日に増えた。カトリック関東大学土木工学科のパク・チャングン教授は「今では梅雨期などに局地性豪雨が降るのは恒例のことになった」と指摘した。