旅行に行く途中だった20代の最後の言葉「バスが浸水、窓を割って脱出しているところ」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.17 09:05
大型人命被害につながった韓国の五松(オソン)地下車道事故は堤防管理や車両統制が不十分だったなどさまざまな要因が複合的に作用した人災という主張が出ている。
忠清北清州(チュンチョンブクド・チョンジュ)一帯には14日から400ミリを超える大雨が降った。この間15日午前8時45分ごろ、清州市興徳区(フンドクグ)五松邑の宮坪(クンピョン)第2地下車道(往復4車線)が冠水した。清州玉山(オクサン)~五松・世宗(セジョン)連結道路に位置したこの地下車道は長さ430メートル、高さ4.5メートルだ。これに先立ち午前8時40分ごろ、地下車道から300メートル余り離れた美湖江(ミホガン)の臨時堤防が決壊し、川の水が地下車道内に怒涛のように流れ込んだ。地下車道は3分も経たないうちに冠水した。