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中国の王毅氏「頭を金髪に染めて鼻を高くしても決して西洋人にはなれない」

ⓒ 中央日報日本語版2023.07.06 08:19
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中国外交の指令塔である王毅共産党中央政治局委員兼中央外事弁公室主任が韓日中交流行事で3国国民の人種的特徴を強調して論争になっている。

5日、共産党機関紙「人民日報」所属の環球時報WeChat(中国版カカオトーク)チャネルによると、王氏は今月2~3日、山東省青島で開かれた韓日中協力国際フォーラムに出席した韓国側演説者である姜昌熙(カン・チャンヒ)元国会議長らと会った席で「中日韓協力がアジアと世界に役立つ」と強調した。

 
王氏は続いて「中国・日本・韓国の友人が米国に行けば彼ら(米国人)は誰が中国人で日本人で韓国人なのか区別がつかない。欧州に行っても同じこと」とし「私たちが頭を黄色に染めて鼻筋を通して高くしたところで西洋人になれない。自分たちのルーツがどこにあるのかを知らなければならない」と話した。

王氏の発言は韓日中の国民の人種的類似性を強調して3国協力の正当性を強調しようとする趣旨であると同時に「我々がいくら西欧式の価値観を学び体得しても西欧人はこれを心から認めないだろう」という意味が込められている。これは排他的人種主義を取り上げたわけではないが、人種問題の敏感性に照らすと論争の素地があるという指摘も出ている。「人種に基づく協力」と「人種に基づく差別」はコインの両面であるためだ。

中国外交部の汪文斌報道官はこの日の定例会見で、「王委員の発言が人種に基づく同盟を取り上げたという批判を呼んだ」という質問を受けて「我々は(非難に)決して同意することはできない」と答えた。単なる比喩をめぐって過度に解釈して非難しているということだ。

汪報道官は「我々が強調しようとしているのは中日韓3国が相互信頼を強化して真の多国間主義と開放的地域主義を実践して地域を冷戦や熱戦に追い込みかねないようないかなる言動にも反対し、地政学的衝突と集団的対立を地域に引き込むことに反対しなければならないということ」と説明した。

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