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頭からつま先まで「ホワイトだけ」…ウィンブルドン選手権、女子選手の下着のみ例外

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.03 11:53
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頭からつま先まではもちろん、アンダーウェア(下着)まで「ホワイト」色を着用しなければならない英国のウィンブルドン選手権で今年から女子選手のアンダーウェアは例外として認められるようになった。

1日(現地時間)、スカイスポーツなど欧州スポーツ専門メディアによると、新しい服装規定を適用したウィンブルドン選手権は3日、英国ロンドンのオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブで開幕する。

 
1877年に創設された由緒ある大会であるウィンブルドン選手権は、出場選手がホワイトの服装だけを着用できる「ホワイトドレスコード」で有名だ。

ひたすらホワイトだけ着用できるウィンブルドンでは帽子、靴底、上着の外に露出できるスポーツブラの紐の色などにも「服装規定」を適用した。

ホワイトでない他の色を入れることができる大きさまで大会規定に明示して制限している。「帽子、ヘッドバンド、頭巾、手首バンド、靴下は全て白色でなければならず、10ミリ以上の色が入ってはならない」という内容だ。

アンダーウェアまでホワイトに合わせなければならないという規定は2014年に新設された。このような規定に対し、ウィンブルドンでは試合開始前と試合の途中に規定に合う服装かどうかをめぐって議論が起こる場面がたびたび演出されたりもした。

しかし、今年からは女子選手に限ってカラーのあるアンダーパンツ(ペチパンツ)を履けるように例外を認めることにした。試合日程が生理期間と重なる選手を配慮したということだ。

今回の決定に選手たちも喜んだとスカイスポーツは伝えた。

英国のヘザー・ワトソンは「実は、この問題について公開的に言うのがタブー視されてきた面があるが、その必要はないと思う」として「昨年私は血を止めるために薬を飲んだ。白い下着を着なければならないことを知り、いかなる恥ずかしさにも向き合いたくなかったからだ」と話した。

米国のコリ・ガウフも「ウィンブルドンと生理期間が重なるとストレスをたくさん受ける」とし、「この措置でそのような部分に役立つだろう」と反応した。

しかし、実際にどれだけ多くの選手が緩和した規定を活用するかは未知数だという観測も出ている。

オンス・ジャバー(チュニジア)は最近のインタビューで、「白ではなくアンダーパンツを履く場合、生理があるかどうかを公開することになる」と懸念を示し、「もちろん、女子選手に配慮した今回の措置は高く評価できるが、すべての選手が色付きのアンダーパンツを着用するのがより良い方法になり得る」と話した。

アンダーウェア関連規定を緩和したが、ウィンブルドンはアンダーウェアがスカートの長さより長くなってはならないという規定でホワイトではなくアンダーパンツの過度な露出を最大限防止した。

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