ウクライナ「ダム破壊は生態虐殺」、ロシア「サボタージュで破壊」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.07 06:49
ロシアが占領しているウクライナ南部ヘルソン州のカホフカ水力発電所のダムが6日に爆破され周辺地域で洪水が発生した。周辺の危険地帯にいる住民に緊急避難命令が下された中でウクライナとロシアがお互いをダム破壊の主犯と主張した。ジュネーブ協約は意図的なダム爆破を戦争犯罪と規定している。
ウクライナ南部軍司令部はこの日フェイスブックを通じ「カホフカ水力発電所のダムがロシア占領軍によって爆破された。破壊規模、流速と流量、浸水危険地域を把握中」と明らかにした。ウクライナのゼレンスキー大統領はテレグラムを通じ「今夜2時50分にロシアのテロリストがダムを内部で爆発させた。国家安全保障委員会緊急会議を招集した」と明らかにした。
イェルマーク大統領府長官は「ダム破壊はロシアの『生態集団虐殺(エコサイド)』と批判した。ウクライナ外務省はロシアに対する新たな制裁を議論するために国連安全保障理事会に緊急会議招集を要請した。