尹大統領出席の首脳会談41回、「価値の外交」は鮮明だが…中朝外交は「真空状態」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.23 12:01
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の就任後「価値の外交(Value-Oriented Diplomacy)」を標榜して慌ただしく進められてきた首脳外交の日程が1回目の分岐点を越えた。19~21日、日本の広島で開かれたG7(主要7カ国)サミットに出席し、同期間9カ国首脳との二国間会談および韓日首脳会議を終えてからだ。
尹大統領は就任後、この1年間で5回(略式会談を含む)の韓日首脳会談と3回の韓米首脳会談など計41回にわたって二国間首脳会談を開催した。韓日米3カ国首脳会議は3回も開かれた。また、NATO(北大西洋条約機構)、ASEAN(東南アジア諸国連合)、G20(主要20カ国・地域)・民主主義・G7(主要7カ国)サミットや国連総会など多国間外交の舞台を幅広く経験した。この期間は、大統領選候補時代から弱点とされてきた外交分野の競争力を一段と高めるための経験と成果を積んだ時間と評価される。