米軍首脳部が韓国大統領に報告…これが同盟
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.04.29 10:30
米国を国賓訪問中の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が27日午後(以下、現地時間)、ワシントンD.C.郊外の米国防総省を訪問した。「ペンタゴン」と呼ばれる国防総省の建物は地上5階・地下2階の五角形で単一の政府機関庁舎では世界最大規模であり、存在自体が世界最強の米国の軍事力と覇権を象徴する。米軍の儀仗隊が両側に並んだ中でペンタゴンに到着した尹大統領は正門前でオースティン米国防長官に迎えられ、会議場に移動した。オースティン長官は冒頭発言で「韓国を防御するための米国の意志は強固であり、拡大抑止公約も同じ」とし「ここには米国が保有する完全な範囲の能力、すなわち通常兵器と核・ミサイル防衛能力がすべて含まれる」と強調した。
これに対し尹大統領は「北は小型核弾頭を公開したほか、戦術核の使用を公言し、固体推進長距離弾道ミサイル発射も敢行するなど、今後も韓米同盟の亀裂を図ろうとするはず」とし「韓米連合訓練をより一層強化し、韓米日安保協力も拡大していく」と述べた。そして「私は米国の確固たる拡大抑止公約を全面的に信頼する」と強調した。