米国メディア「韓国、米核使用に『もっと大きな声』…金正恩の核への意志を断念させる(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.27 15:29
26日(現地時間)、韓米首脳会談で新しい核協議体である核協議グループ(NCG)の創設と戦略原子力潜水艦(SSBN)の韓半島(朝鮮半島)展開に合意したことに関連し、米国の主要メディアが「韓国が核武装を諦めた対価として米核兵器使用でさらに大きな声を得た」という評価を出した。米国の元高位関係者など専門家の間では今回の決定が「金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の核挑発の意志を断念させることに寄与するだろう」という反応も出てきた。
この日、ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「抑止力強化に転じたバイデン、北朝鮮政権が攻撃すれば終焉を誓う」と題する記事で、NCGの創設に関連して「北朝鮮とのすべての紛争で核兵器使用に対する戦略計画に初めて韓国が中心的な役割を果たせるように約束した」と報じた。あわせて「韓国はその対価として自らの核武装追求努力を断念した」とし「バイデン大統領は北朝鮮が核攻撃時に北朝鮮政権の『終焉を招く』という(異例の)直接的警告を与えた」と伝えた。